どんくん

我が家の長男犬ヤマトが保護されてたペットサロン。猫カフェも併設されてるのですが
そこにとっても気になるボス猫がいました。
名前は、どんくん。
身体は、とても大きくて7kg

とても男前で
優しくて尚且つリーダーシップがあって。
ケンカを一度もしてなくて
側で見てても、譲る譲る、ケンカ仲裁する。
慰める。
こんな不思議な猫初めて見ました。
ここの子たちは、皆捨てネコだったのです。

どんくんの不思議な魅力に参った方は、
私たち夫婦を含め多数。
人気者でした。

そのどんくんに腫瘍が見つかったのが昨年。

よりによって顔でした。
一度は、回復したのですが、再発。

3月にお見舞いに行った時は、
まだ元気でしたが
今月に入って、保護主さんのブログに
「お別れが近づいてるかもしれない」と。

顔は、腫れて目も多分見えてない。
ガリガリに痩せちゃって。
それでも私たちに挨拶してくれて

そしてこのあくる日の夜に。
どんくんは、亡くなりました。
保護主さんの腕の中で。

一度は、どんくんを里親として迎えたいと思いましたが、保護主さんに対する彼の態度や仕草を見て、引き離す事ができませんでした。保護主さんもどんくんだけは、手放す気がなかったようです。

実の妹のミカちゃん達に見送られ彼は、虹の橋へ。

50前のおっさんが、3歳半の猫みたく男前になりたいと思ったのは、本当です。

数回会っただけなのになんでこんなに悲しいのか、夫婦で不思議だねって話してます。

短い人生でしたが、大きな仕事をして旅立ったどんくん。

保護主さんの所へ生まれ変わって行って欲しいけど、うちにも、来て欲しい。

いつも、癒してくれてありがとう。

そして、どんくんのおかげで、犬や猫は、ペットショップだけで買うものではないと知りました。
無責任な人間にだけは、なっちゃダメ。
そう教わったような気がします。

終盤、苦しかったね。
安らかに。



思えば遠くへ来たもんだ

ひで爺です。 おじさんです。 水草水槽やってます。 嫁と次女、長男猫と次男犬 四女犬、五女猫が同居中 カメラは、下手です。 飽き性ですがいろんなものに興味があります。 音楽は、主に80年代邦楽洋楽。 今は、林道が楽しいです。

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